株式の譲渡益 いつまでに約定すれば軽減税率が適用される?
現在、上場株式の譲渡益、配当金などにかかる税率は、軽減税率が適用されており、10.147%となっています。この軽減税率は、平成25年12月末をもって終了し、本来の税率20.315%になります。
ここで注意したいのは、上場株式の譲渡益について軽減税率の適用が受けられるタイミングです。実は、軽減税率の適用を受けるには、12月25日までに約定しなければならないのです。軽減税率が終了するのは12月31日なのですが、この期日は受渡日の期日を指しているのです。約定日と受渡日は一緒ではありません。この期日から逆算すると、約定するのは25日までということになります。この期日を過ぎると、20.315%の税率が適用されます。軽減税率の適用をうけたい方は、タイミングを逃さないようにしましょう!