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林修先生が賞金を全額寄付! 所得税的に見ると・・・

クイズ番組「ネプリーグ」で獲得した優勝賞金100万円を全額寄付すると発表した「今でしょ!」の予備校教師林修先生。このニュースでも私的には、所得税のことが気になってしまいます。
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クイズの賞金 所得税は?

クイズの賞金にも所得税がかかります。
受け取り時、10%の所得税が天引きされます。
確定申告をして、正しい所得税を計算し、賞金受け取り時に天引きされた所得税を精算することになります。

確定申告時には、所得税を10種類の所得の種類に区分し、その区分ごとの算式で所得を計算します。クイズの償金は、「一時所得」に分類され、次の算式で所得を計算します。

(収入金額-支出した金額-50万円)×1/2=課税対象額

つまり、50万円の特別控除があるので、50万円までは税金がかからないことになります。
また、50万円を超えても課税の対象となるのは2分の1だけです。

算式で一時所得の所得を計算したら、その他の給与所得などを合算し、税率をかけ、所得税を計算します。所得税は、所得が高いほど税率が高くなる仕組みとなっているので、クイズの償金が同じでも人によって税金が違います。

今回、4人で100万円の償金を獲得したということですので、単純に分割して1人25万円として考えてみます。50万円以下なので、所得税は発生しないということになります。

「賞金を全額寄付」を考える

賞金を全額寄付ということは、要件を満たせば寄付金控除または寄付金税額控除を受けられます。一般的に税額控除の方が有利なので、公益社団法人に寄付をして税額控除を受けるパターンで考えてみます。
税額控除によって、税額が少なくなる金額は次の算式で求められます。
(寄附金の額の合計額-2千円)×40%=公益社団法人等寄附金特別控除額

この算式に当てはめると、25万円を公益社団法人に寄付すると少なくなる税金は
(25万円ー2千円)×40%=99,200です。
ただし、税額控除の上限は、その年分の所得税額の25%相当額を限度とします。
林先生は、396,800円以上の所得税がなければ、この税額控除99,200円を使い切れないということです。
しかし、カリスマ講師ですから、きっとさらに多くの所得税を払っていることでしょう。

 

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